ソウルメイトとの再会【前世療法】

人気のない静かな森の中
私は、山奥の細道を1人で歩いています。
木と木の葉っぱの隙間から、太陽の光が差し込んできます。

新緑の季節。
そよ風が心地良いです。

しばらく歩いていくと、前方に古びた石の階段が見えてきました。
わりと急な石段で頂上は高くて、ここからはよく見えません。
長い階段を、ひたすら登っていきます。

頂上に辿り着くと、そこには寺院がありました。
大きな門があり、扉は開いています。

中に入っていきます。
広い敷地の中には、石像のようなものがあちこちに置いてあります。
おうど色の衣を、まとっている人達が何人か並んで歩いていきます。

坊主頭で、みんな同じ格好

僧侶・・・?

そこで、自分の姿を確認してみると・・・
(いつの間にか)私も坊主頭で、おうど色の衣をまとっています。

私はキレ長の目をした細見の男性で、年は14~5才くらい、まだ若いです。
ここで暮らしながら、修行をしています。

インドか、中国のあたりかな。
この寺院にやってきて、5~6年くらい。
なんとなくそんな感じです。

名前は
「チュン・・・」「チュン・・・なんたら」

奥にある、本堂へ向かっていきます。
建物の中に入ると、きらびやかで立派な大仏があります。
すごい迫力に圧倒されます。

合掌をして、僧坊(僧侶の住居)へ移動していきます。

部屋に入ると、ちょうど食事時で、15~20人くらい集まってきてます。
同年代の仲間たち。 みんな、ここで共に暮らしています。

私も自分の席に座り、食事をとります。

壁に、お釈迦様の絵画が飾られています。
繊細に描かれていて、とても美しい。
なぜか、涙が溢れてきます。

とても落ち着く、神聖な気持ちになれる

私はこの絵画をとても気に入っていて、いつもこうして眺めていたようです。

そこに、同じ年頃の僧侶が1人やってきました。
私の正面に座り、こっちをじーっと見ています。

何なんだろう?
何か言いたい事でもあるのかな?

私も不思議そうに彼を見ます。

彼の気持ちを感じてみます。
「もっと話がしたい、仲良くなりたい
 だけど、いつも落ち着いていて物静かで、話かけられる雰囲気じゃない。
 だから、ずっと声をかけれずにいる」

その後、セラピストさんが
「今のあなたの人生で重なる人はいますか?」と聞いてくれたとき

以前、同じ職場で働いていたTさんと姿が重なりました。
彼女とは、とても気が合って
いつも一緒に話をするのが楽しかった~!!

今世でも、こうして出逢ってたんだ。
出逢ってくれてありがとう。

ソウルメイトとの再会は
とてもうれしくて、とてもなつかしい。

“ 袖振り合うも他生の縁 ”

通りすがりに、袖が振れ合うくらいの
ほんのささやかな出会いであっても
それは前世からのご縁があってのこと。

出会う人たちに感謝しながら、
共に過ごす時間を大切にしていきたいと思った、前世体験でした。

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