やっと姿をみせた、傷ついたインナーチャイルド【インナーチャイルド療法】

両親が離婚して、父親と一緒に四国に移ってきてからの数年間。
私の人生の中で、最も苦しかった暗黒の子供時代
小学5年生の頃の私は、子どもらしさを失い、まるでオオカミ少女のようでした(^-^;
何度もヒプノセラピーを受けてきて、ようやく姿を現しました。

【やっと姿をみせた、傷ついたインナーチャイルド】

誰もいない運動場で、太陽が沈んでいくのをぼーっと見ている。
何も考えたくない、考えていない。

外が暗くなってきたから、そろそろ家に帰らなきゃいけない。帰りたくない・・。

家に帰ると、そのまま台所へ。
はぁぁ・・・、ごはん作るのめんどくさい
今日は何を食べようか。買い物にも行かなきゃいけない。

“ハムとトマト” にしよう。
そのまま食べられるし、簡単だから。

毎日自分で、簡単なごはんを作って1人で食べてる。
味はわからない。ただ食べてるだけ。

四国に引っ越してきて、最初の頃は、
お父さんの仕事がまだ忙しくなかったから、お父さんがごはん炊いてくれてた。
でも、お父さんの仕事が忙しくなってきたら
親戚のおじさんやおばさんも、みんなが口をそろえて言う。

「おまえは女の子だから、お姉ちゃんだから、お母さんがいないんだから」
「おまえが、お母さんのかわりをするのは当たり前」

“お母さんがいないのは当たり前じゃないのに、なんで私が家のことをするのは当たり前なの?”

そんな私の言葉は、誰も聞いてくれない。
大人は自分たちの都合ばかり押し付けてくる。口答えする私は、悪い子扱い。
ああもう、うんざり! 大人なんて、みんな敵だ、大嫌い!!
私はお手伝いさんじゃない! 毎日毎日、家事や洗濯ばかり、もうやりたくない!

誰でもいいから、ごはんを作ってほしい・・・

これまで蓋をしていた感情があふれてきます。
(感情が抑えきれなくなってきて、自分でもびっくり)

ああ、そうだった。
大人の私もすっかり忘れていた。

口を開けば攻撃される、批判されると思っていた小さな自分。
これ以上傷つきたくなくて、自分を守るために、目も耳も口も閉ざしてしまってたんだ。
かわいそうに、もう何も感じたくないんだよね。

大人はみんな敵だと思っている小さな自分は、大人の私に対しても強く警戒している。
この子が心を開いてくれるには、まだ少し時間が必要かもしれない。

大人の自分が、今してあげられること・・・
今はせめて、あたたかい手料理を食べさせてあげたい。
私が何でも好きなものを作ってあげる。

ポテトサラダ、からあげ、たまご焼き、スパゲティ、ハンバーグ、煮物、照り焼き、
栄養のバランスも考えて、彩りも鮮やかに。生野菜もとらなきゃね。
そうそう、大好物のオムライスもね。

すると小さな自分が、やっと口を開いた。
「私のためにつくってくれたの?」

信じられないみたいで、何度も何度も聞いてくる。
「本当に私のために作ってくれたの?」

「あなたのために作ったんだよ」と答えてあげると
瞳がキラキラ輝きだして、うれしそうに食べはじめた。

おなかの空腹も、こころの空腹も満たされた小さな自分
愛情がこもった手料理をおなかいっぱい食べて、気が抜けた表情してる。
さっきまでの冷めた顔とはちがう。子どもらしい表情。

大きくふくらんだお腹をさすってて、ちょっと苦しそうだけど(笑)
今は、その子が安心していられる場所へ戻してあげることに。

また会いにくるからね。

<振り返り、ヒプノ後の変化>
大人になってからも、ずっと手料理に対するこだわりが強かった私。
今振り返ると、異常なくらいに執着していて、しんどかったと思います。

仕事で疲れてるときや、料理をつくる時間がないときは
スーパーのお弁当や外食もありだと、今ならそう思うのだけど
当時の私は、どんなに疲れてても時間がなくても、自分で料理をつくっていました。
手料理じゃないと食べた気がしなかった。満たされなかったんです。

ですが、このときのセッション以降
手料理に対する執着が、ずいぶんと弱まって楽になってきました。
そのときの状況に合わせて、自分で選択できるようになりました(^^)/

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