肩こりがひどいので、少しでも肩凝りが楽になれたらいいな~
という気持ちで受けた、年齢退行の練習セッション。
セッションを始める前から、頭が少し重くなり
誘導がはじまるときには、後頭部がしびれる。頭が重い。
これはなんだろう? なにが出てくるのかな? と少し不安に思いながらも
身体に埋め込まれている、感情や感覚の原因を探るために
潜在意識は、必要な場面へ導いてくれました。
【肩凝りの原因】
5~6才の頃の小さな自分。
夜寝る前のひとときの、落ち着いた時間
パジャマに着替えて、弟と一緒に遊んでるところ
あ、お父さんとお母さんがやってきた。
2人とも顔は笑ってるけど、なんかヘン。
嫌な予感がする・・・
「お父さんとお母さん、どっちが好き?」
ああ・・またこれ聞いてきた。
小さな自分は、いつも聞かれるたび
「わからない」とか「どっちもいっしょ」と答える。
だけどまた、しつこく聞いてくる。
時には1人ずつ、時には2人一緒に。
答えたくない。答えちゃいけない。
答えたら何か大変なことが起きる。
子供ながらに、不安を感じている小さな自分。
この質問、大きらい!
もう聞きたくない!
お父さんとお母さんどっちが好き?とか聞かないで!
その瞬間、抑圧されていた感情があふれてきました。
~さらに深く記憶を掘り下げていくと~
お父さんとお母さんが喧嘩してる。
二人ともすごい顔して、怒鳴りあってる
その場で立ちすくみ、ただ見ているだけの小さな私。
こわい。どうなっていくんだろう・・・
2人だけの世界に入って、ケンカしている両親に向かって
小さな私は、ずっと言えなかった気持ちを伝える
“けんかやめて”
おびえながら、必死でうったえる。
私の言葉に、お父さんが気づいてくれた。
小さくなって固まり、委縮している私に
お父さんは「ごめんな、ごめんな」と涙を浮かべて声をかけ
肩を軽くトントンと叩きながら、
私の肩の力が抜けるように、やさしくなぜてくれてる
すると・・・
肩の力が抜けていく
身体の力が抜けて、ゆるんでいく。
ほっと安心。
お母さんも「ごめんね」と謝って、お父さんの隣でうなずいてる。
「もうけんかしないから」という両親の言葉をきいて、
小さな私はうれしくて、何度も何度も確認する。
「お父さんとお母さん、どっちが好きってもう聞かない?」
2人とも、うんって言ってくれてる。
よかった。よかった。
お父さんとお母さん、仲良くしてね。
———
そういえば
お父さんとお母さん、どっちが好き?
っていつも聞かれるのが、すごく嫌だったな~。
本当はお父さんとお母さんに仲良くしてほしかった。
それが、小さな自分の一番の願い。
大人の自分は、それは現実的には叶わないことだと分かっているけど
当時の小さな自分の気持ちは、
そのときの感情や感覚を持ったまま、そこで時間が止まってる状態。
過去を再体験し
小さな自分の気持ちが、受け止められ癒されていくことで
潜在意識の中では、愛の記憶に変わっていく。
心なしか、肩凝りも少し軽くなってきた感じ(^^)